「正座できない、しゃがめない…それ、膝だけの問題じゃないかもしれません」|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

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コラム

「正座できない、しゃがめない…それ、膝だけの問題じゃないかもしれません」|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

「正座できない、しゃがめない…それ、膝だけの問題じゃないかもしれません」

「正座しようとしたら膝が痛くて無理だった」「トイレでしゃがむのがつらい」「靴ひもを結ぶのが一苦労」

こういったお悩みを持つ方に「どこが痛いですか?」と聞くと、多くの方が「膝です」と答えます。でも実際に体を評価してみると、膝以外に本当の原因があるケースが少なくありません


■ 正座・しゃがむ動作に必要なもの

正座やしゃがむ動作は、実は複数の関節が連動して初めてできる動きです。

  • 膝関節:深く曲がること
  • 股関節:前に折り畳めること
  • 足首:十分に曲がること(背屈)

この3つのどれかが硬くなっていると、他の関節がカバーしようとして負担が増えます。膝が痛いのに、実は足首の硬さが原因だった…というケースは珍しくありません。


■ よくある「見落とされがちな原因」

足首の硬さ

足首が硬いと、しゃがんだときにかかとが浮いてしまい、バランスをとるために膝や腰に余計な力がかかります。

股関節の可動域制限

股関節が硬いと、正座のときに骨盤が後ろに傾きすぎてしまい、膝や腰に負担が集中します。

太ももの筋肉の柔軟性不足

太もも前面(大腿四頭筋)が硬いと、膝を曲げる角度に制限がかかります。


■ 「膝だけ診てもらっても改善しない」理由

体は全身がつながっています。膝だけを治療・訓練しても、原因が足首や股関節にあれば根本解決にはなりません。

「なぜ正座できないのか」を丁寧に評価することが、遠回りのようで一番の近道です。


■ 自宅でできる簡単チェック

壁から10cmほど離れて立ち、膝を壁につけようとしながらしゃがんでみてください。

  • 膝が壁につく → 足首の柔軟性は比較的OK
  • かかとが浮く、または膝が壁に届かない → 足首の硬さが影響している可能性あり

これはあくまで目安です。痛みがある場合は無理に行わず、専門家へご相談ください。


【うえの整形外科クリニック・リハビリテーション科より】 「膝が痛いから膝だけ」ではなく、体全体を見て原因を探るのが当院のリハビリのスタイルです。「なんで治らないんだろう」と感じている方、ぜひ一度ご相談ください。