「変形性股関節症と診断されたけど…やっぱり手術しないといけないの?」|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

〒869-1102
 熊本県菊池郡菊陽町大字原水23
096-288-6177
ヘッダー画像

コラム

「変形性股関節症と診断されたけど…やっぱり手術しないといけないの?」|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

「変形性股関節症と診断されたけど…やっぱり手術しないといけないの?」

そんな不安を抱えて来院される方は、少なくありません。

結論からお伝えすると、すべての方が手術を必要とするわけではありません。
症状や進行度によっては、手術をせずに生活の質を保てるケースもあります。

今回は、変形性股関節症の「手術以外の選択肢」についてお伝えします。


① 運動療法(筋力トレーニング・ストレッチ)

股関節まわりの筋肉を鍛えることで、関節への負担を分散させることができます。

特にお尻まわりの筋力(中臀筋・大臀筋)を維持・向上させることが、痛みの軽減につながることがあります。

ただし、やみくもに動かせばいいわけではなく、適切な方法で行うことが大切です。
痛みを我慢しながらの運動は逆効果になることもあるため、専門家の指導のもとで進めましょう。


② 生活動作の見直し

日常の何気ない動きが、股関節に余計な負担をかけていることがあります。

  • 椅子からの立ち上がり方
  • 階段の上り下りの仕方
  • 長時間同じ姿勢でいること

こうした動作を少し工夫するだけで、痛みが出にくくなることがあります。


③ 装具・インソール

足底板(インソール)や装具を使って、関節への負担のかかり方を変えることも有効な手段の一つです。

靴の中に入れるだけで日常生活に取り入れやすく、体への負担も少ない方法です。


④ 薬物療法

痛みが強い時期には、炎症を抑える薬(消炎鎮痛薬)や関節内注射(ヒアルロン酸など)が使われることがあります。

痛みをコントロールしながら、日常生活や運動療法を続けることができるため、他の治療と組み合わせて使われることが多いです。


「進行を遅らせる」という考え方

変形性股関節症は、一度変形した軟骨が元に戻ることはありません。

ただ、「進行を遅らせること」「今の生活の質を守ること」は十分に目指せます。

大切なのは、症状が軽いうちから対策を始めること。
「まだ我慢できる」と放置していると、日常生活への支障が大きくなってから対応することになります。


まとめ

変形性股関節症の治療には、手術以外にも

  • 運動療法
  • 生活動作の見直し
  • 装具・インソール
  • 薬物療法

といった選択肢があります。

「手術しかないのかな…」と思う前に、まず一度ご相談ください。
あなたの状態に合った方法を一緒に考えます。