骨粗しょう症治療薬「オスタバロ」について学びました|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

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コラム

骨粗しょう症治療薬「オスタバロ」について学びました|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

骨粗しょう症治療薬「オスタバロ」について学びました

こんにちは、うえの整形外科クリニックです。

先日、帝人ファーマ(TEIJIN)さんによる「オスタバロ」についての勉強会 を行いました。

スタッフ一同、骨粗しょう症治療の最新知識を学び、患者さんへのサポートに役立つ大変貴重な時間となりました。


オスタバロってどんな薬?

オスタバロは、骨粗しょう症の治療薬のひとつです。

主成分は「テリパラチド」という骨形成促進薬で、骨をつくる細胞(骨芽細胞)の働きを高め、骨を強くする作用があります。

これまでの骨粗しょう症治療薬は「骨の分解を抑える」タイプが多かったのですが、オスタバロは「骨をつくる力を促進する」という点が大きな特徴です。


どんな人に使うの?

  • 骨粗しょう症によって骨折のリスクが高い方

  • 既に骨折を経験し、再骨折予防が特に重要な方

特に高齢者の方では、骨折が寝たきりにつながることもあるため、オスタバロのような薬で骨を強くする治療が有効です。


使い方と注意点

  • 自己注射タイプ:1日1回、決まった時間に皮下注射します。

  • 使用できる期間は最長2年とされています。

  • めまいや吐き気などが出る場合があり、使用開始時は注意が必要です。


まとめ

今回の勉強会を通して、オスタバロの特徴や使い方について理解を深めることができました。

骨粗しょう症は「自覚症状が出にくい」ため、骨折してから気づくケースも少なくありません。

当院でも、患者さん一人ひとりに合った治療方法を一緒に考えていけるよう、これからも学びを続けてまいります。