肘の内側が痛い方へ 〜肘関節内側上顆炎(ゴルフ肘)とは〜
- 2026年2月15日
- 医療コラム
前回までのコラムでは、
**肘の外側が痛む「肘関節外側上顆炎(テニス肘)」**についてご紹介しました。
実は、肘の痛みにはもう一つ代表的なものがあり、
それが**肘の内側に痛みが出る「肘関節内側上顆炎(ゴルフ肘)」**です。
内側上顆炎は、肘の内側に付着する筋肉や腱に繰り返し負担がかかることで起こります。
特に、
・手首を曲げる
・強く握る
・物を持ち上げる
といった動作が続くことで、痛みが出やすくなります。
ゴルフをされる方に多いことから「ゴルフ肘」と呼ばれますが、
実際には
・デスクワーク
・家事
・力仕事
・スポーツ全般
など、日常生活の中でも起こることが少なくありません。
症状としては、
・肘の内側を押すと痛い
・物を握ると肘が痛む
・手首を曲げると痛みが出る
といった訴えが多くみられます。
外側上顆炎と同様に、
肘だけでなく、手首や肩の使い方、動作のクセが関係していることも多く、
痛みが長引く場合は原因をしっかり見極めることが大切です。
肘の痛みが「外側なのか」「内側なのか」で、
負担のかかっている部位や治療の考え方は変わります。
「テニス肘だと思っていたけど、実は内側だった」
というケースも珍しくありません。
肘の痛みが続く場合は、自己判断せず、お気軽にご相談ください。
症状に合わせた診察と治療で、日常生活やスポーツへの復帰をサポートします。