成長期のひざの痛み、もしかしてオスグッド病?【後編】 ― セルフケアと予防のコツ、家庭でできるサポートとは ―|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

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コラム

成長期のひざの痛み、もしかしてオスグッド病?【後編】 ― セルフケアと予防のコツ、家庭でできるサポートとは ―|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

成長期のひざの痛み、もしかしてオスグッド病?【後編】 ― セルフケアと予防のコツ、家庭でできるサポートとは ―

こんにちは、うえの整形外科クリニックです。

前編では、オスグッド病が成長期の子どもに多く見られる膝の痛みであることをご紹介しました。
今回は、実際にどうやって対処すればよいかを詳しくお伝えします。
🧊 治療・対処の基本:
1. **運動の一時休止**:痛みが強い時は、無理をせずしっかり休みましょう
2. **アイシング**:膝のお皿の下を1回10〜15分、1日2〜3回冷やすと炎症を抑えられます
3. **太もも前面のストレッチ**:大腿四頭筋をゆっくり伸ばすことで、痛みの緩和が期待できます
4. **必要に応じてサポーター**:運動再開時に負荷軽減の役割を果たします
💡 自宅でできるケアのコツ:
– ストレッチは“お風呂上がり”など体が温まっている時に行うのが効果的
– 痛みが軽くなってきたら、ジャンプやダッシュは控えめにリハビリ的に再開する
– 長引く場合や痛みが強い場合は、無理せず整形外科へ
🙋‍♂️ よくある質問:
– **「放っておいても治る?」** → 成長とともに軽快するケースもありますが、痛みが強いまま続くと骨の変形や慢性化の恐れがあります
– **「部活をやめる必要は?」** → 痛みが落ち着けば継続可能。ただし練習量と内容の調整が大切です
✅ まとめ:
オスグッド病は、正しく対応すれば深刻な後遺症は残りません。
家庭でのケアと整形外科のフォローをうまく使って、部活も健康も両立させていきましょう!