季節の変わり目にご注意! 自律神経の乱れからくる体の不調
- 2025年10月5日
- 医療コラム
こんにちは、うえの整形外科クリニックです。
日中はまだ暑さが残るのに、朝晩は冷え込む――。
そんな「季節の変わり目」には、体のだるさや肩こり・腰痛、頭痛などを訴える方が増えてきます。
その大きな原因のひとつが、自律神経の乱れ です。
自律神経とは?
自律神経は、体のさまざまな働きを自動で調整してくれる神経です。
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昼間に活発に働く 交感神経
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夜や休息時に働く 副交感神経
このバランスによって、体温調節・血流・内臓の働きなどが保たれています。
季節の変わり目に乱れやすい理由
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寒暖差:朝晩と昼間の温度差で体温調節が追いつかない
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天候不順:台風や低気圧で気圧の変動が大きい
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生活リズムの乱れ:夏の疲れが残っていたり、睡眠が浅くなる
こうした環境変化がストレスとなり、自律神経のバランスが崩れることで、
肩こり・頭痛・腰痛・だるさ・めまいなどが出やすくなります。
整形外科的な症状との関わり
自律神経の乱れは、筋肉の血流を悪くして肩こりや腰痛を悪化させることがあります。
また、関節や古傷の痛みが強く感じられることも少なくありません。
自律神経を整えるための工夫
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🛏️ 生活リズムを整える(就寝・起床時間を一定に)
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🚶♂️ 軽い運動やストレッチ(筋肉をほぐし、血流を良くする)
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🛁 入浴で体を温める(シャワーだけでなく湯船に浸かる)
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😌 深呼吸やリラックス時間を持つ
まとめ
季節の変わり目は、体も環境に合わせて必死に調整しています。
「なんだか体が重い」「痛みが強くなった」と感じたときは、
自律神経の乱れが影響しているかもしれません。
無理をせず生活習慣を整え、それでも症状が続くときは、どうぞお気軽にご相談ください。