大会に間に合わせる! “痛みがあるけど出たい”ときの選択肢 ― 応急処置と医師の判断が、勝負を左右することも ―
こんにちは、うえの整形外科クリニックです。
中体連を目前に控え、部活をがんばってきた選手の中には「ちょっと痛いけど、どうしても出たい」という声もよく聞きます。
そんな時こそ、正しい判断と対応がとても大切です。
今回は、“痛みがあるけど出たい”ときに知っておきたい選択肢や注意点をお伝えします。
⚠ 軽度の痛みと重度の見極め
– 軽い張り感や疲労感 → ウォームアップやクールダウンで改善する
– 動作時に鋭い痛みや引っかかり感がある → 要注意、無理は禁物
– 夜間痛(夜寝ていても痛む)、熱感・腫れがある → 出場は避けるべきサイン
我慢して出場した結果、長期離脱につながるケースも少なくありません。
🩹 大会直前の治療・サポートの工夫
– 物理療法(超音波・電気治療)で痛みや炎症をコントロール
– 必要に応じて医師の判断でテーピングやサポーターの使用
– 「痛み止め」は安易に使わず、医師と相談して使う場面を見極めましょう
🤝 医師と本人・保護者との話し合いのすすめ方
– 試合への影響だけでなく、今後の競技人生への影響も考える
– 「できる/できない」の二択ではなく、「どうすれば最善の形で出場できるか」を相談
– 医師・本人・保護者の三者で納得した形での出場判断が理想です
🎯 まとめ
中体連という舞台にかける想いは、私たちにもよく伝わっています。
でも「今だけ」を優先することで「これから」を犠牲にしてほしくはありません。
痛みがある場合は、ぜひ早めにご相談ください。
うえの整形外科クリニックは、がんばる選手一人ひとりの未来も大切にサポートしていきます!