そのサンダル、足に合ってる?外反母趾を悪化させない夏の靴選び ― おしゃれと快適さ、どちらも大事に! ―
- 2025年7月27日
- 医療コラム
こんにちは、うえの整形外科クリニックです。
夏になると、サンダルやミュールなど軽やかな靴を履く機会が増えます。
しかしその一方で、『親指の付け根が痛い』『歩くと足がつらい』といった外反母趾のご相談も増えてくるのがこの時期です。
👣 サンダルで外反母趾が悪化する理由:
– 足をしっかり固定できず、親指が外へ押し出されやすい
– 靴底が柔らかすぎると、足のアーチが崩れやすい
– ヒールの高いものは、前足部(足の指の付け根)に過度な負担がかかる
🥿 靴選びのポイントは?:
1. **甲をしっかりホールド**できるストラップ付きのもの
2. 靴底は**適度な硬さとクッション性**があるものを
3. ヒールは**3cm以内**がベスト。高くても5cmまでに
4. 足幅が合っていない靴は避け、ワイズ(足囲)表示もチェック
💡 ワンポイントアドバイス:
インソール(中敷き)を活用することで、負担を分散できます。
また、夕方は足がむくみやすいため、**靴を選ぶ時間帯にも注意**しましょう。
✅ まとめ:
おしゃれな靴でも、足に合っていないと外反母趾や足裏のトラブルを引き起こす原因に。
“痛くなってから”ではなく、“履く前から予防”を意識して、この夏も快適に過ごしましょう!
足の痛みや靴選びにお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。