「肩こりがひどくて…もう長年の悩みなんです」
- 2026年4月19日
- 医療コラム
こう話される患者さんは本当に多いです。
マッサージに通ったり、湿布を貼ったり、いろいろ試してみてもなかなか良くならないという経験はありませんか?
実は、肩こりの原因が「首(頸椎)」にあるケースは少なくないんです。
肩こりの原因は「肩」だけじゃない
首の骨(頸椎)の間には、神経が通っています。
この神経が何らかの原因で刺激を受けると、肩や腕に痛みやだるさ、しびれとして感じることがあります。
これを「放散痛(ほうさんつう)」といい、首から離れた場所に症状が出るため、「肩の問題」と思われてしまうことがよくあります。
こんな肩こりは”首”を疑ってみて
- 肩だけでなく、首や肩甲骨のあたりも張っている
- 腕や手のしびれを感じることがある
- 頭痛を伴うことがある
- 首を動かすと肩や腕に響く感じがある
- マッサージを受けてもすぐ元に戻る
こうした症状がある場合、首の状態を確認することが大切です。
なぜ首が肩に影響するの?
首には腕や肩を支配する神経の出口があります。
加齢や姿勢の問題によって頸椎に変化が生じると、この神経が圧迫・刺激され、肩や腕に症状が出ることがあります。
特に長時間のスマホやパソコン作業で首に負担がかかる現代では、若い世代でも珍しくありません。
肩だけもんでいても改善しない理由
原因が首にあるのに、肩ばかりにアプローチしていても根本的な解決にはなりません。
マッサージで一時的に楽になっても、またすぐ戻ってしまうのはそのためです。
「どこが原因なのか」を正確に評価することが、改善への第一歩です。
まとめ
肩こりの原因は、必ずしも「肩」にあるとは限りません。
長年悩んでいる肩こりも、首に原因があれば、適切な治療で改善できる可能性があります。
「肩こりくらいで…」と思わず、気になる方はお気軽にご相談ください。