台風と一緒にやってくる…  天気痛(気象病)にご注意を|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

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コラム

台風と一緒にやってくる…  天気痛(気象病)にご注意を|うえの整形外科クリニック|菊池郡菊陽町の整形外科

台風と一緒にやってくる…  天気痛(気象病)にご注意を

こんにちは、うえの整形外科クリニックです。

台風が多いこの季節、「なんとなく頭が重い」「関節がズキズキする」「昔ケガしたところがうずく」

…そんな症状が出ていませんか?

実はこれ、天気痛(気象病) と呼ばれています。

季節の変わり目や台風シーズンに増える、身近な体の不調です。


天気痛(気象病)ってなに?

天気痛は、気圧や気温・湿度の急激な変化によって起こる体調不良のこと。

特に低気圧が近づくと、

  • 頭痛

  • 関節や古傷の痛み

  • めまい

  • だるさ

といった症状が出ることがあります。

整形外科領域では、関節痛や術後・外傷後の部位の痛みが出やすくなります。


なぜ痛みが出るの?

気圧が下がると、体の中の圧とのバランスが崩れ、内耳(耳の奥)にある気圧センサーが刺激されます。

これが自律神経を乱し、血流が悪くなったり、痛みを感じやすくなると言われています。

つまり、気圧の変化が「痛みのスイッチ」を入れてしまうというわけです。


対策はあるの?

天気痛は完全に防ぐことはできませんが、ちょっとした工夫で予防・軽減できます。

  • 🧘‍♀️ 耳の周りを温める・マッサージする

     → 内耳周辺の血流を良くして、自律神経を整えます

  • 🚶‍♂️ 軽い運動やストレッチ

     → 血流を良くし、筋肉をやわらかく保ちます

  • 😌 規則正しい生活リズム

     → 睡眠不足や疲れは天気痛を悪化させます

また、痛みが強いときは我慢せず、鎮痛薬や外用薬を使うことも有効です。


まとめ

台風や季節の変わり目に増える「天気痛」は、気のせいではなく医学的にも理由のある体の反応です。

症状がつらいときや長引くときは、どうぞお気軽にご相談くださいね。

私たちクリニックも、季節に負けない元気な体づくりをサポートしていきます🍀