ぎっくり腰になったら?応急処置と予防のコツ【後編】 ― 正しい対処で早く回復、もう繰り返さないために ―
- 2025年8月17日
- 医療コラム
こんにちは、うえの整形外科クリニックです。
前編では、ぎっくり腰の原因や症状についてお話ししました。
今回は、実際になってしまった時の正しい応急処置と予防法をお伝えします。
🚑 発症直後の応急処置
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無理に動かない:痛みが強い時は安静に
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冷やす:発症から48時間は冷却で炎症を抑える
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痛み止めの活用:必要に応じて市販薬や処方薬を使用
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楽な姿勢で休む:仰向けで膝を立てる、横向きで膝を曲げる など
💡 やってはいけないこと
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発症直後から無理にストレッチ
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強く揉む・押す
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すぐに温める(炎症を悪化させる可能性あり)
🏃♂️ 再発予防のポイント
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腹筋・背筋をバランスよく鍛える
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長時間同じ姿勢を避ける
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重い物は腰を曲げず、膝を使って持ち上げる
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朝起きてすぐの前かがみ動作はゆっくり行う
✅ まとめ
ぎっくり腰は、正しい応急処置と生活習慣の改善で再発を防げます。
痛みが強い場合やしびれがある場合は、早めに整形外科を受診してください。