ぎっくり腰とは?原因と症状、なりやすい時期【前編】― 秋口は要注意!突然の腰の激痛、その正体 ―
- 2025年8月14日
- 医療コラム
こんにちは、うえの整形外科クリニックです。
季節の変わり目、特に夏から秋にかけては、ぎっくり腰(急性腰痛症)で来院される方が増えます。
今日は、ぎっくり腰の原因や症状、なりやすい時期についてお話しします。
🌀 ぎっくり腰とは?
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急に腰に強い痛みが走り、動けなくなる症状の総称です
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正式な診断名は「急性腰痛症」
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欧米では『魔女の一撃』とも呼ばれます
📌 原因はひとつじゃない
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腰の筋肉や靭帯の損傷
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椎間板の軽度損傷や炎症
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関節や筋膜の急な緊張
→ これらが複合的に起こって発症します
🍂 なりやすい時期と背景
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朝晩が涼しくなり、筋肉がこわばりやすい秋口
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季節の変わり目の寒暖差
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夏の疲れや運動不足がたまっている時期
⚠️ 発症のきっかけ
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朝、顔を洗おうと前かがみになったとき
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重い物を持ち上げたとき
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くしゃみや咳をしたとき
…意外と“日常の何気ない動作”で起こります
後編では、ぎっくり腰になったときの正しい応急処置と予防のコツをご紹介します!