ちょっとボーッとする…それ、熱中症かも? ― 受診の目安と家族ができること ― 何科にかかる?どのタイミングで?見守りのポイントも ―
- 2025年6月29日
- 医療コラム
こんにちは、うえの整形外科クリニックです。
気をつけていても、暑さで体調を崩してしまうことがあります。
特に高齢者の熱中症は『ちょっとボーッとするだけだから大丈夫』と思いがちですが、放っておくと重症化することも。
今回は、熱中症かも?と思った時の受診の目安と、家族ができることをまとめました。
🔍 こんな症状があったら注意:
– だるさ・食欲低下・口数が減る
– フラつき・立ちくらみがある
– 頭がボーッとして会話がかみ合わない
– 発熱・嘔吐・尿の色が濃い
🏥 受診のタイミング:
– 水分が取れない、吐いてしまうとき
– 呼びかけに反応しにくい、意識がもうろうとしている
– 応急処置をしても30分以上症状が改善しない
→ かかりつけ医や整形外科だけでなく、内科や救急外来にすぐ相談を!
👀 家族ができること:
– 普段と違う様子に気づいたら声をかける
– 食事量・水分摂取・トイレ回数をさりげなくチェック
– 室温・湿度をこまめに調整する
– 無理に水を飲ませず、医師の指示を仰ぐ
✅ まとめ:
熱中症の重症化を防ぐカギは『早めの気づきと行動』です。
おかしいな?と思ったら、迷わず医療機関へ相談を。
うえの整形外科クリニックでは、夏の体調不良についてもお気軽にご相談ください!